2025/02/12
防災・危機管理ニュース
横浜国立大と富士通は12日、昨年8月に台風10号が九州に接近した際、宮崎県で発生した竜巻をスーパーコンピューター「富岳」による気象シミュレーションでほぼ再現できたと発表した。風向や風速、雨量などの観測データに基づき、数時間後に竜巻が発生する可能性が高い地域を予測できるようになるという。
横浜国大台風科学技術研究センターの坪木和久・副センター長は東京都内で記者会見し、「現状は、台風に伴う竜巻が実際に起きる2時間半程度前に、宮崎県の半分ぐらいの領域で発生可能性が高いと予測できる」と話した。
〔写真説明〕スパコン「富岳」で台風に伴う竜巻を予測できるようになったと記者会見で説明する富士通コンピューティング研究所の中島耕太所長=12日午前、東京都千代田区
(ニュース提供元:時事通信社)

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