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世界のリスクマネジメントの潮流
職場からハラスメントをなくす7ステップ
職場での社会的な環境整備にとって欠かせないのは、ハラスメントを生じさせないことである。セクハラ、パワハラなど多様なハラスメントは、職場での心理的な安心感を損なうものであり、ある調査によれば、多くの従業員はそうしたハラスメントの現場に遭遇していること、またリモートワークへ移行しても、そうした事態は決して減少するわけではないことも明らかになっている。しかも、ハラスメントが解消されないことで離職する者も決して少なくないという。
2022/05/06
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防災とピクトグラム
ピクトグラムアートシェイクアウト訓練
東日本大震災の津波では、防災無線や避難を呼びかける声が聞こえない聴覚障害者、耳が遠い高齢者、日本語が分からない外国人などが逃げ遅れたという話を聞きました。その後、読字障害(ディスレクシア)、軽度の知的障害者、視力の弱い高齢者、子ども、地震を経験したことがない外国人など、さまざまな理由から情報の利用に困難を抱える情報弱者(災害弱者)の問題があることに気が付きました。
2022/05/06
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気象予報の観点から見た防災のポイント
初夏の突風―5月の気象災害―
本連載「気象予報の観点から見た防災のポイント」は、2019年11月に「初冬の突風」でスタートした。第31回目となる今回は、初回とは季節が正反対の「初夏の突風」をとりあげる。
2022/05/05
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危機管理で学ぶ英語
A body of water で水域(水に関わる地理的な領域)
今回は、少し時事ネタから離れて、海外のリスク管理事情について取り上げます。米国連邦緊急事態管理庁(Federal Emergency Management Agency:以降「FEMA」)のホームページから自然災害の“洪水”に関する英語をみていきましょう。洪水は米国で季節や地域問わずに発生する、最も一般的かつ大きな経済的損失をもたらす自然災害と言われています。
2022/05/05
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元刑事の社会保険労務士が解説する企業のリスク対策
飲酒運転をさせないための企業のリスク対策
2022年4月1日道路交通法施行規則の一部が改正され、安全運転管理者の業務に白ナンバーの車両を一定台数以上保有する事業所に対してアルコールチェックが義務化されました。そこで、今回の法改正に伴い企業が対応すべき事項について元警察官である社会保険労務士が解説します。
2022/05/04
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危機管理担当者が最低限知っておきたい気象の知識
雨量や水位の実況値と共に確認したいある数値
大雨に伴い災害対策本部を立ち上げた時には、雨量や河川水位の状況をホワイトボード等に転記するなどの対応を取られることがあると思います。今回の記事では、そうした実況値を書き出す際に「ある数値」も併記し、比較できるようにしておくメリットをお伝えします。
2022/05/04
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いま目の前にある 富士山噴火という危機
噴火は自然のサイクルとして必ず起きますが、富士山は最後の噴火から300年以上沈黙。もし前回の宝永噴火と同規模で噴火したら降灰による首都圏への影響も甚大です。それはいつか、そのとき何が起きるのか。山梨県富士山科学研究所所長の藤井敏嗣氏に解説いただくとともに、企業の備えと取り組みを調査、取材しました。
2022/05/02
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緊急事態を乗り越えるための勘どころ
第8回:苦情の実態:自治会長との対話
この連載は、事故や災害など突発的な危機が発生した際にどう対応すべきかを、架空の地域サッカークラブが危機に直面したというストーリーを通して、危機対応のポイントを分かりやすく紹介していきます。第8回は、正確で具体的な情報を引き出す
2022/05/01
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山を歩けばリスクにアタる
命にも関わる気持ちの乱れにどう備える?
突然降りかかった災難で自分の心を追い込まないためには、心の予防策と初動対応が必要です。日頃の意識づけを予防策とするなら、災難に際していかに心を落ち着かせるかが初動対応。しかも単に落ち着くだけでなく、素早い行動にもつなげなければなりません。登山を通じてリスクマネジメントを考える連載第2回は、心の初動対応を考えます。
2022/04/28
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組織の生産性を上げるエンタープライズ・リスクコミュニケーション
上層部の失言がなくならない理由
最近、大手飲食チェーンの上層部による「不適切発言」や、消費者への「お客様相談室の高圧的な態度」、飲み物の中に「虫(異物)混入」など、さまざまな不祥事が各メディアで取り上げられ、炎上による企業ブランドのイメージ毀損(きそん)が相次いでいる。そうした事象を抑制するにはどうしたらよいか、リスクコミュニケーションの視点から考察します。
2022/04/27
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警視庁、立川で実践型サイバーセキュリティセミナー開催
警視庁サイバーセキュリティ対策本部は6月2日・3日の2日間、東京都内の中小企業を対象とした実践型のサイバーセキュリティセミナー(共催=立川商工会議所・立川市)を立川市で開催する。テレワーク・DXが推進される中、サプライチェーン攻撃に備えて実際のサイバー攻撃を体験してもらい、その対策方法をサイバーセキュリティ専門家が分かりやすく解説するもの。
2022/04/26
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再考・日本の危機管理-いま何が課題か
「GoTo=感染拡大」という意図的な誤誘導
感染者を特定、隔離して拡大を防ぐのは感染症対策の基本。しかし「だから行動規制が必要」とするのは論理の飛躍です。状況を客観的に見る限り、強力なロックダウンでなければ感染抑止の効果があるとはいえない。にもかかわらず「人流=感染拡大」の煽りはやまず、GoToトラベルなどは中断に追い込まれました。コロナ対策としての行動規制を考えます。
2022/04/25
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弾道ミサイルを想定した避難訓練再開
当部局長宛に、弾道ミサイルを想定した国(内閣官房、消防庁)、都道府県及び市区町村の共同による住民避難訓練について、具体的な実施意向を把握するための調査を行うと通知した。
2022/04/25
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雷シーズンに備えて!今こそ、より安全で信頼性の高い雷害対策を。
雷害対策ソリューションを数多く提供する「昭電」が、雷シーズンへの備えや対応について紹介します。
2022/04/25
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フードロス削減に取り組む災害備蓄サービス
ALSOKは、賞味期限を残した災害備蓄品を、フードバンク等を通じて全国の各種福祉施設や団体に寄贈し、フードロス削減に取り組む「社会貢献型災害備蓄品利用サービス」を販売する。災害備蓄品の納品から期限管理および棚卸、災害発生時の費消・使用時の補充、フードバンク等への寄贈までのサポートをパッケージ化したもの。
2022/04/22
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センサーと広域無線を活用した土砂崩れ監視
LPWA(Low Power Wide Area)分野のソリューションを提供するエヌエスティ・グローバリストは、土砂災害の起点となる盛り土の異変に対して、センサーと広域無線を活用したスマートIoTによって遠隔地で状態把握が可能となる「土砂崩れ監視サービス」を提供する。
2022/04/21
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デジタルリスクの地平線 ― 国際的・業際的企業コミュニティの最前線
第19回 サイバー時計の針
サイバーセキュリティの経営上の位置づけが急速に高まっています。上場企業の経営指針の一つとなる「投資家と企業の対話ガイドライン」では、ESG/SDGs、DXと並んで位置付けられ、経営戦略の一つの要素としての深化が要請されています。英国では、民間企業の経営上の懸念という位置づけからさらに進んで、経済・社会の大きな広がりの中の重要な課題であり、また機会でもあるとして捉え直されています。
2022/04/21
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ダイナムが倉敷市と防災協定を締結
全国46都道府県にパチンコホールを展開する株式会社ダイナム(本社:東京都荒川区西日暮里 代表取締役:保坂 明)は、4月19日(火)、岡山県倉敷市内にあるダイナム3店舗と倉敷市との間で「災害時等における施設利用の協力に関する協定」を締結したと発表した。
2022/04/21
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SDGsとBCP/BCMを一体的にまわす手法~社員が創り出す企業のみらい~
2022年5月の危機管理塾は5月10日16時から行います。発表者は、総合印刷サービスを手がける株式会社マルワの鳥原久資社長。持続可能な印刷会社を目指してSDGsとBCP/BCMを一体的・計画的に推進する同社の体制、手法をご紹介いただきます。
2022/04/20
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モノの動きを可視化し、現場のトレーサビリティ確保とDX化
業務系ソフトウェア開発・販売のセールスワン(東京都港区、山本圭一社長)は、工具の持出・返却管理システム「工具ONE」を通じて企業のDX化を支援。社有資産の使用や保管、点検、棚卸しなどにかかる作業を自動化することで業務改善をあと押しするとともに、ヒト・モノの動きを可視化、データベース化して経営改善に役立てる。
2022/04/20
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海外のレジリエンス調査研究ナナメ読み!
第177回:洪水による経済損失の状況やトレンドを世界規模でとらえる
今回紹介するのは、2021年における自然現象による災害の発生状況や、これらによる経済損失、保険金の支払額などを世界規模で分析した結果に基づいてまとめられた報告書。災害の全体的な現状やトレンドを把握することができる。
2022/04/20
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火災から命を守る製品を普及するための取り組み~防毒・防煙マスク開発までの経緯と販売の工夫~
5月の危機管理ビジネス勉強会の講師は、火災発生時の有毒ガスを除去するスモークブロックを開発した株式会社レスキュープラスCEOの熊谷仁氏です。火災による死亡原因の多くが一酸化炭素中毒によるものです。煙に巻かれても避難までの間、一酸化炭素などの毒ガスから身を守るために開発したのがスモークブロックです。どのように開発したのか、そしてどのように普及させていたのか。同社のビジネスモデルについて学びます。
2022/04/20
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世界のリスクマネジメントの潮流
コロナがもたらした人的なリスク
コロナ禍によって、企業は多くの影響を受けている。こうした影響は新たなリスクの発生を引き起こしている。こうしたリスクには、サプライチェーンでの新しい課題など、多様なものがあるが、その中にヒューマンリスクも存在する。企業にとっては、人材リスクも含めて、改めてヒューマンリスクに対応することが求められている。これら新たなヒューマンリスクの動きは、損保業界での最新のトレンドとして把握することもできる。こうしたリスクは損害保険の請求につながるからである 。
2022/04/19
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企業をむしばむリスクとその対策
社内不正を吸い上げる仕組みづくり
リスクマネジメントの第1歩とも言えるリスクの洗い出しに課題を持っている企業は少なくありません。「他社はどのようにやっているのか」「単純作業のように毎年行うことに意味があるのか」など、疑問や課題を感じている企業も少なくないのではないでしょうか? 今回は、リスクの洗い出しの目的や手法、改善のポイントを解説します。
2022/04/19
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実践的BCP策定講座【2022年6月29・30日開催】
本講座は、受講者が自ら属する組織・企業のなかで、BCP活動に関わる運営および活動において、指導者の役割を果たせる能力を習得することを目標としています。そのために必要なBCPの知識および着眼点を学び、ワークショップ(演習)で自ら事業継続計画を作成してそのプロセスを習得し、実際に職場で策定できるように知識と手法をブラッシュアップします。
2022/04/19
