2022/06/23
ニュープロダクツ
JX通信社は、国立研究開発法人防災科学研究所(防災科研)と民間企業4社が共同で出資するI−レジリエンスの防災情報サービスプラットフォーム「I-Resilience Information Network:IRIN」を通じた共創の取り組みの第1弾として、防災科研が研究開発した「大雨の稀さ情報」をJX通信社のリスク情報SaaS「FASTALERT」上で試験配信する。出水期に対応するため6月23日から配信を開始した。
「大雨の稀さ情報」は、線状降水帯等による豪雨災害の多発を受け、防災科研がより具体的な避難行動を促すために研究開発してきた「降水量の稀さ」データを活用するもの。「降水量の稀さ」(再現期間)は、観測された降水量が平均して何年に一度くらいの確率で起こるかを表すもので、対象となる期間における降水量の年最大値に基づき推定される。再現期間が長いほど、その地域にとって滅多にない稀な規模の大雨であることを意味する。
雨量そのものよりも、その地域にとっての「稀さ」の方が、災害が起こる恐れ(危険度)の度合いを把握する上で重要な情報になると考えられることから、今回、「大雨の稀さ情報」として「FASTALERT」への導入を決めた。
「FASTALERT」では、気象庁から発表される警報・注意報や、局地的な災害の様子をSNSから捉えた映像等と組み合わせて「大雨の稀さ情報」を閲覧できる。今後、I−レジリエンスが展開する「IRIN」の様々な気象解析データを活用した新機能を順次展開していく。
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com 編集部
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/19
-
-
-
-
追跡調査中のハンタウイルス感染症原因ウイルスにはどんな特徴が?
世界保健機関(WHO)が5月4日に大西洋を航行中のクルーズ船で乗客3人が死亡し、ハンタウイルスの感染が疑われると発表した。その後、日本人1人を含む乗員と乗客はスペイン領テネリフェ島で下船。各国で追跡調査が行われている。ハンタウイルスは、いったいどんなウイルスなのか。ハンタウイルスに詳しい北海道大学大学院の苅和宏明特任教授に聞いた。
2026/05/14
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方