2025/04/22
防災・危機管理ニュース
トヨタ自動車傘下の日野自動車と、独ダイムラートラック傘下の三菱ふそうトラック・バス(川崎市)が、経営統合の最終合意に向けて調整に入ったことが22日、分かった。トラックなどの商用車は電動化や自動運転化などの構造改革が進み、米国の高関税政策の影響もあり経営環境は厳しさを増している。4社は資源を集中させ、開発や生産で協力することで生き残りを目指す。
トヨタとダイムラーが出資して持ち株会社を設立し、日野自と三菱ふそうがその子会社となる。競争当局との手続きを経て、早ければ5月にも最終契約を締結したい考えだ。統合すれば日本の商用車業界は、日野自・三菱ふそうグループと、いすゞ自動車と傘下のUDトラックス(埼玉県上尾市)のグループとの2陣営に集約される。
〔写真説明〕日野自動車(写真左)と三菱ふそうトラック・バスのロゴ
(ニュース提供元:時事通信社)

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