2025/04/23
防災・危機管理ニュース
複数の配車アプリが乱立し、それぞれに対応したタクシー会社の車しか呼べない状況の改善に向け、国土交通省は実証実験を始める。配車アプリに互換性を持たせるために必要な機能を定めた「標準仕様」を作り、アプリ同士を連携。将来的には、一つのアプリで他の大手アプリや各タクシー会社の独自アプリにしか対応していない車も呼べるようにしたい考えだ。
配車アプリには「Uber Taxi(ウーバータクシー)」や「GO(ゴー)」、「S.RIDE(エスライド)」といった大手のほか、各タクシー会社が作った独自のものがある。タクシー会社は独自アプリを使うと同時に、大手のうち一つと契約しているケースが多い。
地方ではタクシーの総数が少なく、互換性がないままでは一つのアプリで呼べる台数は限られる。地域交通網を維持するため、国交省はアプリの利便性向上が必要と考えた。
実証ではITベンダーに委託して標準仕様を策定。まずは地方の中小タクシー会社の独自アプリ同士を連携させるモデル事業を試行し、年度内に仕様を公表して各アプリに組み込んでもらう。2026年度以降もモデル事業を重ね、仕様を改善しながら連携できるアプリを増やしていく。
自治体が運営するオンデマンドバスの予約アプリでも、同様に標準仕様を作る。予約アプリは全国に10種類以上あり、隣接する自治体同士で違うものを導入していると、住民が隣の自治体のバスを呼ぶ際に不便が生じる。アプリ同士が連携されれば、一つのアプリでどちらのバスも呼べるようになる。
〔写真説明〕タクシー乗り場(資料写真)
(ニュース提供元:時事通信社)

防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
海外危機管理マニュアルの作成が急務
海外に社員を送り出す企業にとって、緊急事態が発生した際の対応体制は必須。どんなに現地に慣れたベテランでも、自分の身を守り切れない事態は起き得ます。ましてや現在は安全保障上の国家対立が深まり、東アジアの緊張も高まっている時代。海外危機管理サービスを手がける安全サポートの有坂錬成代表取締役に、海外進出企業が取り組むべき対策を聞きました。
2026/02/05
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/02/05
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/03
-
-
-
発災後をリアルに想定した大規模訓練に学ぶ
2026年1月14日、横浜市庁舎10階の災害対策本部運営室で、九都県市合同による大規模な図上訓練が行われた。市職員に加え、警察、自衛隊、海上保安庁、医療従事者、ライフライン事業者などが一堂に会し、市災害対策本部運営をシミュレーションした。
2026/01/26
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方