2025/05/09
防災・危機管理ニュース
【バチカン市時事】「きっと良いリーダーになる」―。新しいローマ教皇レオ14世が選出された8日、バチカン市のサンピエトロ広場では、数万人の信者らが声を上げて喜んだ。小躍りする人々、感極まって涙を見せる少女。それぞれが歴史的瞬間を胸に刻んだ。
新教皇の選出を知らせる白煙は8日午後6時(日本時間9日午前1時)すぎ、選挙会場の煙突から突然立ち上った。鐘の音も響き渡り、吉報を今か今かと待ち構えていた人々は歓喜。大聖堂のバルコニーにレオ14世が姿を現すと、祝賀ムードは頂点に達した。
4月に行われたフランシスコ前教皇の葬儀では、世界最小国家バチカン市国と周辺が推定40万人で埋め尽くされた。教皇選挙「コンクラーベ」も注目度は高く、投票初日の7日から各国の人々が広場に足を運んだ。
ローマ在住の病院勤務ベアトリーチェ・ロマーノさん(33)は、初の米出身教皇の誕生について「国籍は関係ない」と言い切り、「大事なのは、教皇が人々を助け、優しく接することだ」と訴えた。
アルゼンチンの聖職者エドゥアルド・マンジャロッティさん(46)は「新教皇は教会を一致団結させる良い指導者になる」と信じている。「進歩派、守旧派の垣根を越え、フランシスコ前教皇が唱えた清貧の精神をしっかり受け継いでほしい」と強調した。
ポーランド西部ウロツワフから来たエンジニアのベロシアさん(24)と妹の大学生マルタさん(20)は「ロシアのウクライナ侵攻を一日も早くやめさせるよう、和平への働き掛けを強めてほしい」と期待を込めた。
ドイツ西部カンデルでIT関係の仕事に携わるマルコ・トリシャさん(27)は、カトリックではなくルター派のプロテスタント。「教派は違えどキリスト教徒同士、共通点はある。新教皇は改革をどんどん進めるべきだ」と話した。
〔写真説明〕8日、バチカン市のサンピエトロ大聖堂のバルコニーに姿を現し、信者らに手を振る新ローマ教皇レオ14世(バチカンメディア提供)(EPA時事)
〔写真説明〕8日、バチカン市のサンピエトロ広場で、新ローマ教皇レオ14世の姿を見ようと集まったカトリック信者ら(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/07
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/04/05
-
-
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方