石破茂首相は19日、仙台市で街頭演説し、2026年度中の設置を目指す「防災庁」に関し、「仙台から防災の拠点をつくる。必ず実行する」と述べ、東日本大震災で被災した仙台市に地方拠点を設置する考えを示した。
 災害対策の司令塔となる防災庁の設置は石破政権の看板政策。政府は分局を地方に置く方針で、仙台市などが誘致に名乗りを上げている。首相は震災の教訓を生かす必要があると指摘し、「この国を世界一の防災大国にする」と強調した。 
〔写真説明〕街頭演説する石破茂首相=19日、JR仙台駅前

(ニュース提供元:時事通信社)