2025/08/22
防災・危機管理ニュース
【北京時事】在中日系企業団体の中国日本商会の本間哲朗会長(パナソニックホールディングス副社長)は22日、7月の邦人襲撃事件について「極めて遺憾だ」と語った上で、邦人の安全確保を「機会があるごとに訴えていく」と強調した。
本間氏は北京市内で開いた記者会見で、中国政府や在中日本大使館などに対し、安全確保とともに「事件の背景を含む詳細情報を明らかにするよう求めていく」と表明。在留邦人の間で高まる不満の声を踏まえたとみられる。
習近平政権は今年を「抗日戦勝80周年」と位置付けており、各地で抗日をテーマにしたイベントが開かれている。7月末の事件では、日本人女性が石のようなもので殴られて負傷したが、背景として反日感情の高まりを指摘する声もある。
中国日本商会はこの日、在中日系企業を対象とした事業環境などに関するアンケート調査の結果も公表。同商会によると、各企業からも「(邦人の)安全を中長期的に確保してほしい」といった声が上がったという。
アンケートは7月中旬から下旬にかけて約8000の企業や団体を対象に実施し、1434件の回答があった。今年の中国の景況については、48%が「悪化」「やや悪化」と回答。中国経済の先行きに対する日系企業の厳しい認識が示される格好となった。(了)
(ニュース提供:時事通信 2025/08/22-17:26)
(ニュース提供元:時事通信社)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
顧客の安全と安心をAIと人のアシスタンスサービスで追求
JTBグローバルアシスタンス(東京都千代田区)は、渡航先でのけがや荷物の紛失、言語の壁など、海外旅行に関わるトラブルを包括的にサポートしてきた。昨今では地政学リスクの高まりに応じ、自社の危機管理ソリューションを生かした出張者や駐在員の安全確保にも注力している。創業35年を機に、AIと人間、それぞれの長所を組み合わせたハイブリッド型サービスの展開を目指す。混沌(こんとん)とした時代の中、海外旅行に伴うリスクを低下させ、旅行者の安全をどのように確保するのか。鈴木章敬代表取締役社長に話を聞いた。
2026/05/19
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/05/19
-
-
-
-
追跡調査中のハンタウイルス感染症原因ウイルスにはどんな特徴が?
世界保健機関(WHO)が5月4日に大西洋を航行中のクルーズ船で乗客3人が死亡し、ハンタウイルスの感染が疑われると発表した。その後、日本人1人を含む乗員と乗客はスペイン領テネリフェ島で下船。各国で追跡調査が行われている。ハンタウイルスは、いったいどんなウイルスなのか。ハンタウイルスに詳しい北海道大学大学院の苅和宏明特任教授に聞いた。
2026/05/14
-
-
-








※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方