【北京時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(電子版)は17日、中国当局が国内企業に対し、米半導体大手エヌビディア製の人工知能(AI)半導体の調達を禁止すると報じた。トランプ米政権の反発は必至で、米中両国の新たな火種になる可能性もある。
 同紙は複数の関係者の話として、IT大手のアリババ集団や字節跳動(バイトダンス)が指示を受けたと伝えた。エヌビディアが中国市場向けに開発した「RTX Pro 6000D」が禁止の対象で、自国製品で代替ができるようになったためだという。 

(ニュース提供元:時事通信社)