2025/09/18
防災・危機管理ニュース
日本民間放送連盟(民放連)は18日、元タレント中居正広氏による性加害とフジテレビの対応を巡る一連の問題を受け、コーポレートガバナンス(企業統治)強化に向けた業界の指針案をまとめた。指針の運用状況について各社に自主的な点検と年1回の公表を求めるほか、重大な不祥事に対応する「ガバナンス検証審議会」(仮称)の設置も盛り込んだ。
記者会見した早河洋会長(テレビ朝日ホールディングス会長)は、「世の中の疑念を払拭するため、必要な強化策を自ら行う必要がある」と強調した。総務省の有識者会議などを経て、年明けをめどに運用を始める方針だ。
指針案では、人権尊重の徹底や透明性向上などを基本原則として打ち出し、各社の取締役会が、出演者との取引関係を含めた適切な事業運営に向けて業務執行を監督するよう求めた。民放全体に影響を及ぼす重大な不祥事に備え、外部弁護士やキー局代表者らによる検証審議会を設置、再発防止への助言や是正措置の指導などを行う方針も明記した。
〔写真説明〕日本民間放送連盟の早河洋会長=7月24日、東京都港区
(ニュース提供元:時事通信社)

- keyword
- コーポレートガバナンス
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/02/03
-
-
-
発災後をリアルに想定した大規模訓練に学ぶ
2026年1月14日、横浜市庁舎10階の災害対策本部運営室で、九都県市合同による大規模な図上訓練が行われた。市職員に加え、警察、自衛隊、海上保安庁、医療従事者、ライフライン事業者などが一堂に会し、市災害対策本部運営をシミュレーションした。
2026/01/26
-
-
-
報告すべきか迷う情報 × 最初の一言 × 隠蔽と正直の分岐点
ここ数年、データ改ざんによる不正が突然発覚するケースが増えています。製品仕様に適合していないにもかかわらず、データの書き換えが行われていたり、燃費データや排ガス成分濃度が改ざんされているなど、さまざまな分野でこうした事件は後を絶ちません。今年も、中部電力・浜岡原子力発電所において、安全データの改ざん疑いが発覚しました。 こうした改ざんを未然に防ぐことは、リスクマネジメントの最重要テーマですが、一方で、既に起きてしまっていることを前提として、いかに早く発見し、対処するかを考えておくことも危機管理においては重要になります。
2026/01/26
-
最優先は従業員の生活支援対策を凌駕する能登半島地震 石川サンケン
家電や自動車の電子制御に用いられるパワー半導体を製造する石川サンケン(石川県志賀町、田中豊代表取締役社長)。2024年元日の能登半島地震で半島内にある本社と3つの工場が最大震度6強の揺れに襲われた。多くの従業員が被災し、自宅が損傷を受けた従業員だけでも半数を超えた。BCPで『生産および供給の継続』を最優先に掲げていた同社は、従業員支援を最優先にした対応を開始したーー。
2026/01/23
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方