【ニューヨーク時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、国連総会の一般討論演説に臨んだ。欧州でロシア機による領空侵犯が相次いでいることに関し、「戦争を拡大させることによって、戦争を継続しようとしている」と述べ、ロシアのプーチン大統領を非難した。
 ゼレンスキー氏は、ロシアによる侵攻は「ウクライナが最初だったにすぎない」と訴え、戦火が欧州に広がる可能性があると警告。昨年の総会で演説した時から状況が変わっていないとして「ただ声明(の発表)が繰り返される。何を期待できるのか」と国連への不満もにじませた。 
〔写真説明〕国連総会で演説するウクライナのゼレンスキー大統領=24日、米ニューヨーク(AFP時事)

(ニュース提供元:時事通信社)