【シリコンバレー時事】米オープンAIは13日、米半導体大手ブロードコムと提携し、自社設計の人工知能(AI)半導体を開発すると発表した。AIに最適化された半導体をデータセンターに導入することで、AIモデルの高性能化を図り、計算能力の需要拡大にも対応する。
 オープンAIが、対話型AI「チャットGPT」などで培った技術を生かして最適化された半導体やシステムを設計し、ブロードコムが生産を担う。2026年後半に新型半導体を組み込んだサーバーの導入を開始し、29年末までに10ギガワット規模でデータセンターを強化する。
 発表を受けブロードコムの株価は、13日の米株式市場で前週末比10%近く高騰した。 

(ニュース提供元:時事通信社)