気象庁は21日、3カ月予報を発表した。平均気温は11月は全国的に平年より高いが、12月と来年1月はほぼ平年並み。北海道と東北の日本海側の降雪量はほぼ平年並みだが、12月以降は冬型の気圧配置が強まる時期があり、一時的に強い寒気が入って日本海側を中心に大雪になる恐れがある。
 降水量は、北海道から東北、北陸にかけての日本海側では平年並みか多いが、関東甲信と東海、西日本の太平洋側は平年並みか少ない。北海道と東北の太平洋側や西日本の日本海側、沖縄・奄美地方はほぼ平年並みという。
 【11月】日本海側は曇りや雨、雪の日が北日本(北海道・東北)と西日本で平年同様に多く、東日本で平年より少ない。太平洋側は晴れの日が平年同様に多い。沖縄・奄美地方は曇りや雨の日が平年より多い。
 【12月】日本海側は曇りや雨、雪の日が北・東日本で平年より多く、西日本で平年同様に多い。太平洋側は晴れの日が北日本で平年同様に多く、東・西日本で平年より多い。沖縄・奄美は曇りや雨の日が平年同様に多い。
 【1月】日本海側は曇りや雨、雪の日、太平洋側は晴れの日、沖縄・奄美は曇りや雨の日が平年同様に多い。 

(ニュース提供元:時事通信社)