2026/01/13
2026年リスクトレンド
東京弘和法律事務所
弁護士・公認不正検査士
山村弘一
弁護士・公認不正検査士/東京弘和法律事務所。一般企業法務、債権回収、労働法務、スポーツ法務等を取り扱っている。また、内部公益通報の外部窓口も担っている。
2026年注視すべきリスク
1位:委託先との関係
企業の課題と対策
本年1月1日より下請法の改正法である「製造委託等に係る中小受託事業者に対する代金の支払の遅延等の防止に関する法律」(以下、取適法)が施行されました。また、これに先立って、2024年11月1日より「特定受託事業者に係る取引の適正化等に関する法律」(以下、フリーランス法)が施行されています。
企業活動において、自社内ですべての必要な業務をまかなうことは不可能ですので、外注は不可避であるといえます。委託者たる企業と受託者たる中小受託事業者(旧下請事業者)または特定受託事業者(フリーランス)との業務委託(等)に係る関係を規律しているのが、取適法であり、フリーランス法です。
取適法とフリーランス法とは、当然ながら差異があるものの、書面等による条件明示義務や不当な経済上の利益の提供要請の禁止など、義務や禁止事項の多くが重なっています。また、違反の際、公正取引委員会等による調査や指導・勧告などが予定されている点でも共通しています。
オピニオンの他の記事
- 取適法・フリーランス法の順守が不可欠
- 組織構造を変えて負のスパイラルを脱却
- 労働関係法改正への対応は人材戦略推進のチャンス
- 2026年、企業を止める10のリスク
- 2025年のリスクを振り返る
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/01/13
-
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/01/05
-
年末年始にサイバー攻撃は約2倍以上増加する
サイバー攻撃のリスクは、平日よりも休日に高まる傾向がある。デジタルデータソリューション株式会社(東京都港区)の調査によると、年末年始にはサイバー攻撃が約2倍以上に増加することが明らかになっているという。
2026/01/04
-
能登半島地震からまもなく2年
能登半島地震からまもなく2年。災害対応の検証も終盤に入っています。浮上した課題を反映し、災害関連法も変わりました。来年はこれらの内容をふまえた防災・BCPの見直しが加速しそうです。発災直後から被災地を調査し、石川県の初動対応を振り返る検証委員会の委員も務めた金沢大学准教授の青木賢人氏に防災・BCP強化の方向を聞きました。
2025/12/25
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方