2026/01/14
2026年リスクトレンド
日本リスクマネジャ-&コンサルタント協会副理事長
社会構想大学院大学コミュニケーションデザイン研究科教授 広報コンサルタント
石川慶子
東京女子大学卒。参議院事務局勤務後、1987年より映像制作プロダクションにて、劇場映画やテレビ番組の制作に携わる。1995年から広報PR会社。2003年有限会社シンを設立。危機管理に強い広報プロフェッショナルとして活動開始。企業・官公庁・非営利団体に対し、平時・緊急時の戦略的広報の立案やメディアトレーニング、危機管理マニュアル作成、広報人材育成、外見リスクマネジメント等のコンサルティングを提供。講演活動やマスメディアでのコメント多数。
2026年注視すべきリスク
1位:フェイクニュース
2位:内部通報制度未整備
3位:サイバー攻撃
企業の課題と対策
AIの進化により、フェイクニュースはさらに加速する。情報が過多になり、何が真実かの判断が難しくなる。いったん暴走したSNS世論が収束しない事態も発生し得る。昨年はJICA(国際協力機構)がアフリカ「ホームタウン」事業について公式見解を発信しても疑念を拭うことができず、収束しなかった。
これまでは公式見解を示すことが抑止となったが、今後は公式見解を出しても信用されない、収束しないといった事態が発生する可能性がある。
対応するには、情報戦の観点を取り入れること。情報は多い方が勝つ。この情報戦で味方となってくれるのがファンだ。ファンの応援により守ってもらえる場合がある。自社や商品のファンとの関係性を深め、どのような時であっても信頼され続ける「エンゲージメント」に注力する必要がある。
- keyword
- レピュテーションリスク
- ネット情報空間
- フェイクニュース
- 内部通報制度
- 社内スパイ
オピニオンの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/04/14
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/04/05
-
-
-
ドンロー主義の顕在化に揺れる世界
アメリカとイスラエルが2月28日、イランへ大規模な軍事作戦を開始。イランは徹底抗戦する構えで、中東全体を巻き込む紛争に発展しました。早期停戦が待たれるも、長期化の可能性も依然濃厚。アメリカ政治に詳しい上智大学教授の前嶋和弘氏に、トランプ政権の思惑と今後の軍事行動に影響を与える要因を聞きました。(インタビューは3月16日)
2026/03/30
-
引き合い急増する「セキュリティソムリエ」
ソフトバンクのグループ企業でIT商社のSB C&Sは2021年から、サイバーセキュリティ市場の多様化に対応するため販売パートナーへの支援活動を展開。商社の情報力・目利き力を生かしてSIerやベンダーの提案力を補強し、その先のユーザー企業へ最適なソリューションを届けています。「セキュリティソムリエ」と銘打った活動のねらいを聞きました。
2026/03/30
-
-







※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方