2026/01/31
防災・危機管理ニュース
【ニューヨーク時事】全米各地で30日、移民税関捜査局(ICE)による過剰な不法移民取り締まりに反対する大規模なデモが行われた。仕事や学校を休んで抗議の意思を示す「ナショナル・シャットダウン」が呼び掛けられ、主催団体によると予定された抗議活動は約350カ所に上った。
米メディアによると、連邦捜査官による発砲で男女2人が死亡した中西部ミネソタ州ミネアポリスでは数千人が行進し、氷点下の中で「ICEは出て行け!」と声を上げた。射殺された2人の遺族を支援するチャリティーコンサートも開催され、ロック歌手のブルース・スプリングスティーンさんがサプライズで登場。トランプ政権への抗議を込めた新曲「ストリーツ・オブ・ミネアポリス」を披露した。
授業の欠席を見越し、コロラド州やアリゾナ州では一部の学校が休校した。西部ロサンゼルスから東部ニューヨークまで、各地で授業を抜け出した多くの学生もデモに参加した。
中西部ネブラスカ州フレモントでは、抗議活動中だった女子高校生がトランプ大統領支持の旗を掲げた車にひかれ負傷する事態が発生した。ロサンゼルスではデモ参加者と警察官との衝突も報じられた。
ミネアポリスでは昨年12月から市警察官の約5倍に当たる約3000人の連邦職員が投入され、大規模な不法移民の取り締まりが実施されている。1月7日に女性がICEの発砲で死亡し、同24日にも男性が連邦捜査官に射殺された。 (了)
(ニュース提供:時事通信 2026/01/31-14:26)
(ニュース提供元:時事通信社)
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