2026/02/05
防災・危機管理ニュース
【ロンドン時事】英紙フィナンシャル・タイムズ(FT、電子版)は4日、「ロシアのスパイ衛星」が欧州の衛星の通信を傍受している恐れがあると報じた。欧州当局者は、宇宙でのスパイ活動で大規模な通信障害などの混乱が起きかねないとみて警戒している。
通信を傍受していると疑われているのは、ロシアの通信衛星「ルーチ1」と「ルーチ2」。民間利用のために使われている衛星が傍受の主な対象となっているが、軍事を含む機密性の高い情報を扱う衛星も含まれる。赤道上空の高度3万5700キロの円軌道を24時間で周回する衛星が標的になっている。
ルーチ2は、欧州の通信をカバーする衛星に過去3年で少なくとも17回接近。2023年には通信衛星「インテルサット39」から1250キロ離れた位置まで接近した。FTは、識者の話として、地上から欧州の衛星に送られる通信を受信できる位置まで、ロシアの衛星が近づいていたと考えられるとしている。
〔写真説明〕ロシア国旗(EPA時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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