【ブリュッセル時事】欧州連合(EU)欧州委員会は11日、ドローンによる安全保障上の脅威に対処するための行動計画を発表した。域内で重要インフラの上空侵犯や国境警備の妨害などが相次ぐ中、探知能力や連携体制の強化を図る。加盟国間の情報共有も進め、EU全体でドローン対策を底上げする狙いだ。
 計画では、準備や探知、対応などの項目ごとに優先的に取り組むべき施策を提示。具体的には、ドローンと関連装備の量産に向けた投資拡大や技術の試験拠点の新設を掲げたほか、人工知能(AI)とセンサーを組み合わせた監視体制の構築を目指す。高速大容量規格「5G」通信網を活用し、ドローンを探知・追跡する新技術の実証を加盟国と共同で進めることも盛り込んだ。 
〔写真説明〕ブリュッセルの欧州連合(EU)欧州委員会本部(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)