【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、近く開催される朝鮮労働党大会を前に、軍需工業部門の労働者が「600ミリ大口径放射砲(多連装ロケット砲)」を贈呈する式典が18日に平壌で開かれたと伝えた。金正恩総書記が出席し、「今後も敵を大いに不安にさせる国防技術の成果を示し続ける」と演説。人工知能(AI)の活用にも言及した。
 兵器は事実上の短距離弾道ミサイルとされ、贈呈式の開催には軍事力の強化を内外にアピールする狙いがあるとみられる。正恩氏は「兵器にAI技術と複合誘導システムが導入された」と語り、兵器の精密性と威力が向上したと主張。「もしこの兵器が使用されるならば交戦相手国の軍事インフラと指揮体系は瞬時に崩壊するだろう」と強調した。AIの具体的な運用内容には触れていない。 
〔写真説明〕18日、600ミリ大口径放射砲(多連装ロケット砲)の贈呈書を受け取る北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(中央)(朝鮮通信・時事)

(ニュース提供元:時事通信社)