2026/06/10
防災・危機管理ニュース
【シリコンバレー時事】米人工知能(AI)新興アンソロピックは9日、悪用への懸念から限定公開していた「クロード・ミュトス」級の性能を持つ新型のAIモデルを一般公開した。新たなAIは「クロード・フェイブル5」。サイバー攻撃に悪用されないよう安全対策を向上させた。
同日から、法人や有料会員が利用できるようになった。利用量に基づく従量課金が中心だが、22日までは定額課金の顧客も利用できる。プログラミングや科学研究など幅広い分野で、ミュトスと同等かそれ以上の性能を示しているという。
アンソロピックは4月にミュトスを発表したが、ソフトウエアの脆弱(ぜいじゃく)性を発見する能力への懸念を背景に、米IT大手など約50社・組織に限定して提供。今月に入り、日本の金融機関なども含む約200社・組織に対象を拡大していた。
フェイブル5は悪用を検知する独立したAIシステムを組み込んでおり、安全対策を迂回(うかい)するなど不正利用の試みがあった場合には、フェイブル5本体のAIが回答を示すのを止める。サイバー攻撃や生物学などに関する指示を検知した場合、より性能の低いAIモデルがフェイブル5に代わって回答する。
〔写真説明〕米アンソロピックのロゴを表示したスマートフォン(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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