2026/06/10
防災・危機管理ニュース
東京商工リサーチは10日、中東情勢が国内企業の事業活動に与えている影響についてアンケート調査を実施し、結果を公表した。「マイナスの影響がある」と回答した企業は80.6%に達して、2カ月前の前回調査から1.9ポイント上昇。経営戦略について見直す可能性を尋ねたところ、「すでに見直している」とした企業が前回より8.8ポイント高い24.0%だった。中東情勢の先行きの不透明感が、企業に経営戦略の見直しの動きを加速させているようだ。
調査は6月1~8日にインターネットを通じて行われ、7614社から有効回答を得た。2026年4月に続いて2回目の調査となった。
大企業の方が深刻
イランへの攻撃が事業活動に与えている影響を尋ねた質問では、「少しマイナス」との回答が44.7%(7614社のうち3404社)で最多。「大いにマイナス」(35.9%、2738社)、「とくに影響はない」(18.4%、1406社)と続いた。「少しマイナス」と「大いにマイナス」の合計(「マイナスの影響がある」)が8割を超える結果だった。
さらに、資本金1億円以上の大企業に限ってみると、「マイナスの影響がある」としたのは86.3%(564社のうち487社)に及び、中小企業の80.2%(7050社のうち5655社)を大きく上回った。東京商工リサーチは「大企業の方が深刻度が増している」と分析する。
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/06/09
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/06/05
-
-
-
失われた危機意識を取り戻す災害図上訓練で自分ごと化 ミツバ
どのメーカー系列にも属さず、複数の自動車メーカーや1次サプライヤーに四輪と二輪用の電装部品を供給する独立系のサプライヤーであるミツバ(群馬県桐生市、日野貞実代表取締役社長)。近年、過去に考えられた災害対策が、途絶えつつあった。同社では“自分ごと化”で従業員の危機意識を高めるため、災害図上訓練を実施。参加者の意欲が高まり、対策用の新たな要望が集まるなど、確実な手応えを感じている。
2026/05/26
-
-
-
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方