【ニューデリー時事】アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権のムジャヒド報道官は10日、パキスタン軍が9日夜に東部のパクティカ州やクナール州などにある民家を空爆し、子供11人を含む13人が死亡、14人が負傷したと発表した。
 ムジャヒド氏は「人道に対する犯罪および侵略行為を強く非難する」との声明を出した。パキスタンの関係筋は、同国の治安部隊がイスラム武装勢力「パキスタン・タリバン運動(TTP)」の攻撃を受けたことへの対応と説明。タラル情報・放送相は「精密かつ調整された」攻撃でテロ首謀者ら26人を殺害したと発表した。
 パキスタンが昨年秋、越境テロ組織の掃討を目的にアフガンを空爆して以降、パキスタンとタリバンは攻撃の応酬を続けている。双方の当局者は今年4月に中国新疆ウイグル自治区ウルムチで協議するなど緊張緩和を模索しているものの、依然散発的な衝突が起きている。 
〔写真説明〕アフガニスタンのイスラム主義組織タリバン暫定政権のムジャヒド報道官=2月27日、カンダハル(EPA時事)

(ニュース提供元:時事通信社)