2026/06/26
防災・危機管理ニュース
【サンパウロ時事】南米ベネズエラ北西部で24日に2度連続して発生したマグニチュード(M)7超の地震で、ロドリゲス暫定大統領は26日、地震による死者が589人に達したと明らかにした。負傷者は2980人に上る。ロイター通信が報じた。行方不明者や建物の下敷きになっている人も多い。被害の大きかったカラカス首都圏や北部ラグアイラ州を中心に各地で捜索・救助活動が続けられているが、さらに犠牲者が増える可能性が高い。
約250棟の建物被害も確認された。地元メディアによると、余震が断続的に続いており、当局は屋外への避難を国民に呼び掛けている。カラカス中心部の広場では数百人の住民がマットレスなどの寝具を持ち込み、屋外で一晩を過ごした。一夜明けた25日も住民は二次災害に備え、屋外に止めている車や公園などに避難した。
最大の被災地とされるラグアイラ州では、大規模な建物の倒壊が確認され、火災も発生。被害が確認された建物の多くは同州に集中しているという。24日はベネズエラの祝日で、通常よりも多くの人が同州沿岸部の観光地にいた可能性が指摘されている。
暫定大統領の兄であるロドリゲス国会議長は25日のテレビ演説で「今は人命を救う時だ」と訴え、国民に団結を求めた。また、米国やメキシコ、国連などから派遣された救助隊がベネズエラに向かっていると述べた。
〔写真説明〕25日、ベネズエラ北部ラグアイラ州で、地震の被災者を捜索する救助隊員ら(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)

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