2026/06/28
防災・危機管理ニュース
【サンパウロ時事】南米ベネズエラで24日に2度連続して発生したマグニチュード(M)7超の地震で、ロドリゲス国会議長は27日、死者が1430人に達したと明らかにした。負傷者は3200人以上となっている。
27日夕(日本時間28日朝)には、生存率が著しく下がるとされる「発生後72時間」を迎えた。最大の被害を受けた北部ラグアイラ州などで消防や住民、各国の援助隊が倒壊家屋に閉じ込められた不明者の捜索を急いでいる。
行方不明者登録サイトによると27日時点で約5万人の消息が分かっていない。重複があるため実数は不明だが、救助・捜索活動が進むにつれ、犠牲者数はさらに増えるとみられる。国連は地震により、最大で約680万人が影響を受けた可能性があると指摘している。
政府によれば、これまでに400回以上の余震が発生。捜索活動を困難にしている。震源地周辺では、27日早朝にもM3以上の地震が複数回観測された。多くの人が不安な生活を続けている。国内で3100人が避難所で過ごしているほか、多数の住民が二次災害を避けるため屋外に避難している。
政府は26日夜、当局による救助活動を優先させるため、ラグアイラ州への出入りを制限すると発表した。同州では救助の遅れが指摘されており、市民からは疑問や批判の声が上がっている。
〔写真説明〕27日、ベネズエラ北部ラグアイラ州で、地震で損壊した建物の捜索・救助活動を行う人々(AFP時事)
〔写真説明〕27日、ベネズエラ北部ラグアイラ州で、建物のがれきの中を歩くボランティア(AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)


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