総務省消防庁は22日、熱中症で救急搬送された人が13~19日の1週間で1万857人だったと発表した。今年の調査を始めた5月1日以降、1週間で初めて1万人を突破。前週(6~12日)の4580人から約2.4倍に急増した。消防庁はここ数日の暑さについて「もはや『災害』といっても過言ではない」と警鐘を鳴らしている。
 搬送者のうち、65歳以上の高齢者は6734人で全体の6割以上を占めた。死者は14人で、3週間以上の入院が必要な重症者は321人。発生場所別では、自宅などの「住居」が4523人と最も多かった。
 7月に入り、全国的に気温が上昇し、35度以上の猛暑日となる地点が増加。岐阜県多治見市や三重県桑名市などでは最高気温40度以上の酷暑日を観測し、危険な暑さとなっている。
 同庁は急激な暑さに体が慣れていないとして、喉の渇きを感じる前に水分や塩分を補給するよう求めるとともに、熱中症警戒アラートが発表された日は外出をできるだけ控えるよう注意を呼び掛けている。 
〔写真説明〕東京・銀座の横断歩道を日傘を差して歩く人たち=20日、東京都中央区

(ニュース提供元:時事通信社)