2026/09/05
防災・危機管理ニュース
【ニューデリー時事】ネパールと中国の国境地帯で起きた土石流災害で、ネパール側にある土砂に埋もれた水力発電所トンネル内から5日、中国人男性1人が救出された。中部ヌワコット郡でも同日、被災した住宅の中から住人とみられる60代の女性1人が救い出された。発災から10日となったが、各地で救難・捜索活動が続いている。
中国人が救出されたのは、4日にネパール人の男性技術者2人が助け出されたトンネルとは別の箇所。土石流の原因とみられている氷河の崩落地点近くでは、複数の発電所トンネルが被災し、多数の作業員らが内部に閉じ込められた。中国やインド、韓国の専門チームも加わり、救難活動が続いている。
ネパール災害対策当局によると、同国で確認された死者はこれまでに1344人。中国側と合わせた犠牲者は1370人超となり、両国で依然計5500人以上の行方が分かっていない。
ネパール側の行方不明者には、観光で訪れた日本人家族5人を含む外国人580人超も含まれる。
〔写真説明〕5日、ネパール中部ラスワ郡の水力発電所トンネル内から救出された中国人生存者(右から2人目)(ネパール軍のフェイスブックより・AFP時事)
〔写真説明〕5日、ネパール中部ヌワコット郡で、家財道具を捜す被災者(AFP時事)
〔写真説明〕土砂に埋もれた水力発電所トンネル内から救出され、脇を抱えられて歩く中国人生存者(右から4人目)=5日、ネパール中部ラスワ郡(同国軍提供・AFP時事)
(ニュース提供元:時事通信社)



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