関東南部と伊豆諸島は6日夜から7日明け方にかけ、前線の影響で大雨となった。気象庁は同日午前4時15分、東京都新島村に警戒レベル5の土砂災害特別警報を発表した。同庁の細見卓也予報課長は記者会見し、「崖や沢から離れた建物に移動するなど、身の安全を確保する必要がある」と話した。
 新島村では午前7時20分までの24時間雨量は443.0ミリに上り、この地点の統計史上最多記録を更新した。前線には沖縄県・南大東島近くの台風24号から暖かく湿った空気が流れ込み、活動が活発となった。24号は7日のうちに熱帯低気圧に変わって北上する一方、前線上の三陸沖では別の低気圧が発生する見込み。
 静岡県と関東、東北の太平洋側は線状降水帯が発生する可能性がある。期間は静岡県と関東7都県が7日昼前まで、福島県が昼すぎまで、宮城県が夕方まで、岩手県が昼前から夜まで。
 24号は7日午前6時、南大東島の北北東約50キロの海上を時速10キロで北北東へ進んだ。中心気圧は990ヘクトパスカル、最大風速18メートル、最大瞬間風速25メートル。半径330キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
 8日午前6時までの24時間予想雨量は多い所で、東北200ミリ、関東甲信180ミリ、東海と近畿150ミリ、九州南部80ミリ。
 その後、9日午前6時までの同雨量は、東海と近畿150ミリ、関東甲信100ミリ。10日午前6時までの同雨量は、東海と近畿150ミリ、関東甲信80ミリ。 
〔写真説明〕気象庁=東京都港区

(ニュース提供元:時事通信社)