2019/02/06
ニュープロダクツ

マクニカネットワークスは6日、米国のメンローセキュリティ社のメールのセキュリティサービスである「Menlo Security Advanced Email Threat Isolation」を発売すると発表した。クラウドを用い、メールにある添付ファイルやリンクから端末を攻撃から保護する。
アイソレーションと呼ばれる手法で、リンクが貼られたメールであれば、クラウドでリンクを書き換えて端末に送信。メールを受け、そのリンク先にアクセスする場合、クラウド内のブラウザエンジン経由でアクセスする。これにより、フィッシング詐欺など悪意のあるサイトへの接続を防止する。添付ファイルは、クラウドでHTML5に変換。PDFに変換されたデータをダウンロードすることでマルウェアなどによる攻撃を防ぐ。設定すればスキャンし安全を確認のうえ、オリジナルのファイル形式でのダウンロードもできる。
価格の目安は1000人規模の会社でリンク・添付ファイル対策それぞれ1人あたり年間7300円(税別)。6日に東京都千代田区のフクラシア丸の内オアゾで行われた記者発表会で、メンローセキュリティ社の共同創業者兼チーフアーキテクトのガータム・アルテカ氏は「クラウド内で処理するアイソレーションを用い、安全な状態で端末にメールが届くようにする」と説明した。
■ニュースリリースはこちら
https://www.macnica.net/pressrelease/menlosecurity_20190206.html/
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:斯波 祐介
- keyword
- マクニカネットワークス
- サイバーセキュリティ
- サイバー攻撃
- メール
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方