2019/03/22
防災・危機管理ニュース
東京都は22日、洪水や高潮の被害を防ぐため河川の水位や映像、雨量などのデータを発信している東京都水防災総合情報システムのリニューアルを行った。スマートフォンの位置情報を活用し、周囲のデータを調べることが可能となったほか、多言語対応も実施した。
新たに追加したスマートデバイス版ではスマートフォンやタブレットの位置情報により、近くにある水位計や雨量計のデータを地図上の表示をタップして見ることができる。多言語化では英語・中国語・韓国語に対応した。
2017年度の同サイトへのアクセスが約7270万件。都建設局によると豪雨の増加などもあり、2015~17年度は年間1000万件弱のぺースで増加したという。小池百合子知事は22日の記者会見で2018年に行った都の防災事業の緊急総点検を受けての措置であることを説明したほか、2020年東京オリンピック・パラリンピックで訪日外国人の増加も見込まれることから「幅広く周知したい」と述べた。
■ニュースリリースはこちら
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/03/22/04.html
(了)
リスク対策.com:斯波 祐介
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