2016/06/01
防災・危機管理ニュース
特殊テロの国際的イベント開催!
化学兵器や生物兵器、核兵器などを使った特殊災害に備えるためのイベント「CBRNe CONVERGENCE Asia」が本日から品川の東京マリオットホテルで開催されている。CBRNeは、化学 (chemical)、生物 (biological)、放射性物質 ( radiological)、核 (nuclear)、爆発物 (explosive)の総称で、テロ攻撃の手段や大規模な事故災害の原因となる。イベントでは、国内外のテロや特殊兵器の専門家が集まり、講演を行う。初日は、警視庁警視総監の高橋清孝氏の開会あいさつに続き、陸上自衛隊大宮駐屯地化学学校司令官陸将補の吉野俊二氏が1995年の地下鉄サリン事件と2011年の福島第一原子力発電所事故での教訓について、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会警備局長の今井勝典氏が2020年五輪大会に向けた安全対策の課題や策略などについて講演した。
本イベントを主催する雑誌社CBRNe WORLD編集長のGwyn Winfield氏は冒頭、ギリシャ神話でゼウスがパンドラに持たせたあらゆる災いの詰まったパンドラの箱を例に、「エピメテウスは開けてはいけないと言われたパンドラの箱を開け、すべての災いが地上に飛び出してしまったが、それでもゼウスが与えた希望だけは箱の中に残った。日本は世界に比べると幸いにしてテロの脅威は少なく、希望に満ちている。しかし、世界的なスポーツイベントはあらゆるテロの標的になる。希望のもとに、関係機関が力を合わせ十分に準備することができれば、あらゆる特殊災害も防ぐことができるだろう」とあいさつした。
会場では、CBRNe対策の製品展示会も併せて開催されている。イベントは明日6月2日まで続く。本イベントには、本誌リスク対策.comも特別協力している。
イベント参加には事前登録が必要(有料)。
http://www.cbrneworld.com/cbrneconvergenceasia#axzz4AIBkzOmx
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2026/08/05
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2026/08/04
-
-
-
-
令和8年熊本地震 猛暑の被災地で熱中症を避ける
最大震度7を記録した令和8年熊本地震。熊本県内では400超の避難所が開設され、約9千人が避難している(29日時点)。真夏の避難生活は、熱中症の危険性を確実に高める。しかもこれからは、猛暑・酷暑下での復旧活動が本格化し、多くの人々が被災地で活動する。現地で熱中症をどう防いだらいいか。熱中症と災害医療に詳しい、さいたま赤十字病院高度救命救急センターの席 望医師に対策を聞いた。
2026/07/30
-
令和8年熊本地震 広がるデマ、どう見分ける?SNSとの向き合い方
28日に発生した最大震度7を記録した熊本地震では、早くも豪華寝台列車「ななつ星」が脱線したなどのデマ情報が広く拡散された。災害のたびに、広くSNSで拡散される情報にどう向き合えばいいか。デジタル空間の情報分析を専門とする Japan Nexus Intelligence の竜口七彩氏に聞いた。
2026/07/29
-
-
事例研究で有事に備え、組織の体質改善で形骸化を防ぐ
組織レジリエンスの強化やサイバーセキュリティーの向上、サプライチェーンの強靭化など、危機管理やリスク管理担当者が関与する領域は年々拡大している。変化する社会状況にあわせ、担当者はどのように学び、備え、対応することが求められるのか。森総合研究所代表の森健さんは、自治体と企業で危機管理担当者としての経験を積み、現在はコンサルタントとして、企業や団体の危機管理の支援を手がけている。自身の経験を踏まえ、危機管理の担当者にどうアドバイスしているのか、話を聞いた。
2026/07/27
-






※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方