2019/07/05
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
キケンな体験から学ぶ安全
災害時は「普段できていることしかできない」とよく言いますが、クルマの運転も同じです。いざという時、練習したことがなければパニックになるのは当然かもしれないと、私は思いました。そして、一人ひとり、ブレーキの踏み方は違ってくるのです。足のサイズや筋力が違うのですから、専門家の言う方法が自分にベストな方法とは限りません。自分のベストを探すためにも、自分が練習しないといけない、私はそれを実感しました。
そして、ブレーキを思いっきり踏んだらタイヤがロックするとか、ハンドル操作ができなくなると思っている人は、この過去記事で復習しておいてくださいね! 今はともかくブレーキを思いっきり踏まなければいけないのです(※ABSやESCのある場合)。
■もしかしてブレーキ踏めない人が多い?
https://www.risktaisaku.com/articles/-/17339
※ABS=アンチロックブレーキシステム。急ブレーキをかけた時などにタイヤのロックを防ぐ装置。ESC=エレクトリックスタビリティコントロール。横滑り防止装置。
でも、フルブレーキなんて練習する場所なんてあるの? って事ですが、実は結構あるんです。詳しくは次回でお伝えしますが、私が行ったのはこちらです♪
■トヨタ 交通安全センター モビリタ
https://www.toyota.co.jp/mobilitas/
モビリタは静岡県小山町の富士スピードウェイ内にあります。知る人ぞ知る、レースをするサーキットですね!
富士山がよく見える風光明媚な場所にある、約10万平方メートルの交通安全を学べる専用コースなんです♪ なんだかワクワクしてきませんか?
どんな練習ができるかがまとめられているのが、こちらの動画です。
トヨタ交通安全センター「モビリタ」(出典:YouTube)
いかがでしょう?さらにワクワクしてきませんか?
モビリタはHPにあるように「キケンを安全に体験」できる場所なのです。
キケンな行為は危険なので、体験したことないですよね。だけど、しっかり体験できるだけでなく、キケンを回避できた時、インストラクターの方がめっちゃ褒めてくれる場所なのです。できないことが責められる事は一切ありません。すべてほめ言葉なんです♪ やみつきになるかと思う、この施設、どんな体験ができるか順にご紹介しますね!
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