バンクも体験できます

さらに強く感じたのは、AT車の場合、左足を置く「フットレスト」の重要性です。これに意識を向けている人どれくらいいらっしゃいますか?

 

フットレストというのは、これです。これがなぜ、重要だったか、後ほど説明します。まずは、ここに左足がちゃんと乗っていないと、そもそもお話にならないことを知っておいてください!

それから、ハンドルの位置も重要です。ブレーキがしっかり踏めるようにひざに余裕がある状態で座るわけですが、ハンドルも前後や上下に調整できるようになってきています(できないクルマもあるので、取扱説明書をチェックしましょう)。買ったままの状態で放置していたらもったいないです!

先導車についてクルマに慣れる練習中(写真提供:あんどうりす)

姿勢を調整したら、次はクルマに慣れるために慣熟走行をします。先導車に追従してコースを確認したり、コーンの間をジクザグ走行します。

その後、35度バンクの体験です。でも、バンクって何か知らなかったので、「今からバンクに行きます」と誘導されて頭に浮かんだのは、銀行とかカナダの都市とか、ゴルフのバンカーでした。

35度バンクとは一体????

 

こんな斜めになっている道でした。「白い線の上に右のタイヤを載せて走らせてください」という指示でしたが、全然、白い上に載っていないという…(汗)車両感覚ダメダメですねー。

でも、ダメ出しされることは一切ありません!

この状態で、ドアが開けられるか試します。詳しくはこちらの動画で!水圧実験と似ていますね。重たくてなかなか開けられません。

トヨタ ドライバーコミュニケーション 「運転姿勢の確認」(出典:YouTube)