2019/08/26
企業よ、サイバーリスクに備えよ
LANシステム診断の定期的実行
Web診断サービスと同様にLANシステムの診断も定期的な実行が必要です。理由も同様で、攻撃手段は常に進化しているからです。さらに付け加えるならば、社外サーバーよりも環境の変化が激しいのが企業ネットワーク環境です。
・人員の増加
・利用クライアント端末およびOSのアップデート
・新規ネットワークの追加
上記のように変更要素が多く、接続する端末=脆弱性をチェックするポイントも非常に多くあるからです。月末の棚卸の追加要素として脆弱性診断を追加しておくのが有効的です。
上記はアライドテレシスの診断対象管理画面です。システムの変更、部門メンバーの変更などがあった場合は都度診断をボタン1つで行うことが可能です。
簡単にLANシステム診断!
今までご紹介してきた診断サービスですが、手間がかかる点が問題視されます。そこで簡単に行えるサービスのご紹介です。
上記はアライドテレシスが提供するLANシステム診断サービスの流れです。社内のネットワークを調査するには内部ネットワークに「Scanning装置」をつなげなければなりません。
本サービスの場合、注文後に送られてきたセキュリティーボックスを社内につなげるだけで、あとはそのセキュリティーボックス内の画面に従って診断パラメーターを設定するだけです。
LANシステム診断サービスの価格は(1)診断サービス期間(2)診断するIP端末の数で決まります。詳しくは下記の弊社Webサイトをご覧ください。
https://www.allied-telesis.co.jp/support/net.service/index6.html
次回は人と組織に対するサイバーセキュリティ対策に関して触れていきます。
(了)
- keyword
- サイバー攻撃
- サイバーセキュリティ
- LAN
- アライドテレシス
企業よ、サイバーリスクに備えよの他の記事
- 最終回:サイバー攻撃対応演習の実施
- 実際に情報インシデントが起きた想定演習
- 人・組織で行うサイバーセキュリティ対策
- LANシステム診断サービスについて
- 企業内感染の脅威、自分の端末が踏み台に
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/02
-
-
-
ゲリラ雷雨の捕捉率9割 民間気象会社の実力
突発的・局地的な大雨、いわゆる「ゲリラ雷雨」は今シーズン、全国で約7万8000 回発生、8月中旬がピーク。民間気象会社のウェザーニューズが7月に発表した中期予想です。同社予報センターは今年も、専任チームを編成してゲリラ雷雨をリアルタイムに観測中。予測精度はいまどこまで来ているのかを聞きました。
2025/08/24
-
スギヨ、顧客の信頼を重視し代替生産せず
2024年1月に発生した能登半島地震により、大きな被害を受けた水産練製品メーカーの株式会社スギヨ(本社:石川県七尾市)。その再建を支えたのは、同社の商品を心から愛する消費者の存在だった。全国に複数の工場があり、多くの商品について代替生産に踏み切る一方、主力商品の1つ「ビタミンちくわ」に関しては「能登で生産している」という顧客の期待を重視し、あえて現地工場の再開を待つという異例の判断を下した。結果として、消費者からの強い支持を受け、ビタミンちくわは過去最高近い売り上げを記録している。一方、BCPでは大規模な地震などが想定されていないなどの課題も明らかになった。同社では今、BCPの立て直しを進めている。
2025/08/24
-
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方