今回はLANシステム診断サービスの詳しい内容について触れていきます。前回はシャドーITやモバイル端末に対する内部感染のリスクに関して触れました。

■企業内感染の脅威、自分の端末が踏み台に
https://www.risktaisaku.com/articles/-/18827

今回は具体的に内部ネットワーク診断でどのようにサイバーリスクが見えるのかを説明していきます。

感染元・感染端末がどこにあるか?

診断サービスでは脆弱性の有無を見つけることはもちろん大切です。しかし、それと同様、もしくはそれ以上にその脆弱性がどこに存在するのかといった、感染元の特定が大切です。理由はその後のアクションに大きく関係するからです。基幹ネットワークに存在する端末、ゲストネットワークに存在する端末などでトリアージ作業に差が出てきます。

上記はアライドテレシスが提供するLANシステム診断サービスの画面の一部です。このように企業内のネットワークはIPサブネットなどで、部門ごとにセグメントが分けられるケースがあります。この例のように各ネットワークにつながる端末のOSと脆弱性の有無を可視化することにより、管理者はその対応策と対応箇所を決定することが容易になります。

上記の例では、開発部のネットワークに接続されている端末に重大な脆弱性が存在することが判明しました。さらにその開発部の中を詳しく見てみると、Windowsを搭載している3つの端末にその脆弱性が存在していることが分かります。