2016/09/16
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
防災にもアウトドアにも使えるオランウータンの術!
ご準備はいいですか?(笑)読みながらでもできるので、その場でやってみてくださいね。まず、どちらの手でもいいので、片手を上にあげてみてください。さて、それはどうやってあげましたか?学校でよい子がお返事するように、「この問題解けるやついるか?」「ハイ」っていう感じで手を伸ばしたのではないでしょうか?
これだと、高いところに手が届きません。あげたその片手は比べるためにそのままにしてください。反対側の手をもっと伸ばすクライミング技はこのあとすぐ!反対側の手は、体の真横から半円を描くようにあげてみてください。クロールじゃないですよ。下にあった手を横から、平泳ぎの反対まわりのようにあげます。

で、ふたつの手を比べてみてください。後にあげた方が長いでしょ!手をあげる時、横からあげたほうがより高いところに手が届くのです!
変わらないという方、いるんですよね。そういう方(^^)。大丈夫ですよ。お仕事頑張りすぎているのでは?デスクワークのしすぎで肩が凝っているとあがりません。腕をぐるぐるまわして柔軟したり、マッサージのあとにやってみたほうがいいですよ。体のねじれも治したほうがいいかもしれません。
ということで、横からあげるほうが長くなるのですが、理由があります。よい子のお返事をする際、反対の手で、あげる方の肩を触ってみてください。位置が変わらないですよね。肩の骨以上に手があがらないのです。でも、横からまわすと、肩の骨ごと、上にあがっていくのがわかりますか?その分、高くなるのです。
人間は、長いことよい子で頑張ってきたから、手を高くあげられないのですが、動物園の猿に出会ったら観察してみてくださいね。横からあげています。自然界は枝の形に多様性があるので、よい子の手のあげかただけでは対応できないって訳ですね。
人間だけの窮屈な体の動きに洗脳されていませんでしたか?もっと自由に体は動かせるし、高い所にも手を届かせる能力があるのです。自分に自信をもってくださいね。
他にも、全く鍛えなくてもすぐできるテクを3つ紹介します。
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/10/21
-
「防災といえば応用地質」。リスクを可視化し災害に強い社会に貢献
地盤調査最大手の応用地質は、創業以来のミッションに位置付けてきた自然災害の軽減に向けてビジネス領域を拡大。保有するデータと専門知見にデジタル技術を組み合わせ、災害リスクを可視化して防災・BCPのあらゆる領域・フェーズをサポートします。天野洋文社長に今後の事業戦略を聞きました。
2025/10/20
-
-
-
走行データの活用で社用車をより安全に効率よく
スマートドライブは、自動車のセンサーやカメラのデータを収集・分析するオープンなプラットフォームを提供。移動の効率と安全の向上に資するサービスとして導入実績を伸ばしています。目指すのは移動の「負」がなくなる社会。代表取締役の北川烈氏に、事業概要と今後の展開を聞きました。
2025/10/14
-
-
-
-
トヨタ流「災害対応の要諦」いつ、どこに、どのくらいの量を届ける―原単位の考え方が災害時に求められる
被災地での初動支援や現場での調整、そして事業継続――。トヨタ自動車シニアフェローの朝倉正司氏は、1995年の阪神・淡路大震災から、2007年の新潟県中越沖地震、2011年のタイ洪水、2016年熊本地震、2024年能登半島地震など、国内外の数々の災害現場において、その復旧活動を牽引してきた。常に心掛けてきたのはどのようなことか、課題になったことは何か、来る大規模な災害にどう備えればいいのか、朝倉氏に聞いた。
2025/10/13
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方