アフリカ豚コレラはアジアでも流行している(出典:Shutterstock)

アフリカ豚コレラ(以下ASF)は、豚コレラウイルスとは全く別の種類の大型のDNAウイルス感染による、豚コレラに非常によく似た臨床症状を示す、死亡率の極めて高い恐ろしい、アフリカを起源とする感染病です。最近では、ASFも豚コレラ同様多様な病態を示し、病勢も慢性化する傾向にあります。

本病は、これまで養豚業界のみならず、国際的に社会的および経済的インパクトの大きい被害をもたらしてきた家畜の国際疫(越境性動物感染病)であるため、国際獣疫事務局(OIE)は、牛疫、口蹄疫、豚コレラなどとともに、最も重要な国際伝染病(リストA)に指定しています。ASFウイルスの非常に強い病原性、伝播力ならびに生存力の強さから、予防のためのワクチン開発はなされていません。摘発淘汰で対応されています。幸い、これまで日本国内でASFは発生していませんが、家畜伝染病予防法では、豚コレラと同様に家畜伝染病(いわゆる家畜の法定伝染病)という最も重篤な家畜の伝染病に指定されています。

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