2017/04/07
防災・危機管理ニュース

アクサ・アシスタンス・ジャパンは6日、海外駐在員・出張者を管理する危機管理ソリューション「G-Rescue」(ジー・レスキュー)に、管理担当者用の画面で社員の名前を入力して検索すると現在位置がわかる機能を追加したと発表した。テロや戦争が起きた際に、社員がいる場所を素早く確認できるようになる。
「G-Rescue」は、全世界で発生したテロや戦争に関する情報を地図上に表示し、海外に駐在する社員の位置情報と安否の確認をアプリを通じて行うことができるもの。現地での捜索や安全な地域への緊急避難の手配も可能だ。2016年7月に提供を開始している。
詳しい位置情報を隠し平時はプライバシーを守ることができるゴースト機能があり、緊急時には駐在員がアプリの急通報ボタンを押すと自動的に機能が解除され、管理者画面でも解除することができる。
同社は「カバーしているのは、一般的な海外旅行保険では対象にならない事象。海外旅行保険と合わせて利用することで、より安心して海外赴任ができる」とする。
「G-Rescue」はテロや戦争に事象を限定しているが、自然災害や疫病などにも対応した商品もある。
アクサ・アシスタンス・ジャパン株式会社 営業部
Tel : 03-6744-8570
Website : https://www.axa-assistance.co.jp/g-rescue
(了)
防災・危機管理ニュースの他の記事
おすすめ記事
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/09/16
-
-
ラストワンマイル問題をドローンで解決へBCPの開拓領域に挑む
2025年4月、全国の医療・福祉施設を中心に給食サービスを展開する富士産業株式会社(東京都港区)が、被災地における「ラストワンマイル問題」の解消に向けドローン活用の取り組みを始めた。「食事」は生命活動のインフラであり、非常時においてはより一層重要性が高まる。
2025/09/15
-
-
機能する災害対応の仕組みと態勢を人中心に探究
防災・BCP教育やコンサルティングを行うベンチャー企業のYTCらぼ。NTTグループで企業の災害対応リーダーの育成に携わってきた藤田幸憲氏が独立、起業しました。人と組織をゆるやかにつなげ、互いの情報や知見を共有しながら、いざというとき機能する災害対応態勢を探究する同社の理念、目指すゴールイメージを聞きました。
2025/09/14
-
-
-
-
リスク対策.PROライト会員用ダウンロードページ
リスク対策.PROライト会員はこちらのページから最新号をダウンロードできます。
2025/09/05
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方