2020/03/24
WITHコロナのBCP
WHOによると、新型コロナウイルスの潜伏期間は現時点で1ー12.5日(多くは5ー6日)とされており、また、これまでの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。
このため、感染者の同居者や職場などでの濃厚接触者に対しては、14日間の自宅待機が要請されることが多いようです。
一方で、新型コロナウイルスは、症状がなくても人にうつす可能性が指摘されています。本人は気付かなくても、知らぬ間に人にうつしてしまっているケースです。また、感染して入院した人が、PCR検査で陰性になって退院したにもかかわらず、再び陽性になった事例も報告されました。
現在のところ、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状は、①風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。②強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある(高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合)場合とされ、このような症状のある人は「帰国者・接触者相談センター」に相談することが求められているわけですが、問題は、一時的な発熱や軽い風邪症状だけがあるような場合です。
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言では、若者世代へのお願いとして「発熱等の風邪症状が見られる場合には、ご自身の経過観察をご自宅で継続するとともに外出を避けるように徹底してください」とし具体的な日数には言及していません。
そこで皆さんに質問です。
WITHコロナのBCP の他の記事
おすすめ記事
-
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月23日配信アーカイブ】
【4月23日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:南海トラフ地震臨時情報を想定した訓練手法
2024/04/23
-
-
-
2023年防災・BCP・リスクマネジメント事例集【永久保存版】
リスク対策.comは、PDF媒体「月刊BCPリーダーズ」2023年1月号~12月号に掲載した企業事例記事を抜粋し、テーマ別にまとめました。合計16社の取り組みを読むことができます。さまざまな業種・規模の企業事例は、防災・BCP、リスクマネジメントの実践イメージをつかむうえで有効。自社の学びや振り返り、改善にお役立てください。
2024/04/22
-
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年4月16日配信アーカイブ】
【4月16日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:熊本地震におけるBCP
2024/04/16
-
調達先の分散化で製造停止を回避
2018年の西日本豪雨で甚大な被害を受けた岡山県倉敷市真備町。オフィス家具を製造するホリグチは真備町内でも高台に立地するため、工場と事務所は無事だった。しかし通信と物流がストップ。事業を続けるため工夫を重ねた。その後、被災経験から保険を見直し、調達先も分散化。おかげで2023年5月には調達先で事故が起き仕入れがストップするも、代替先からの仕入れで解決した。
2024/04/16
-
工場が吹き飛ぶ爆発被害からの再起動
2018年の西日本豪雨で隣接するアルミ工場が爆発し、施設の一部が吹き飛ぶなど壊滅的な被害を受けた川上鉄工所。新たな設備の調達に苦労するも、8カ月後に工場の再稼働を果たす。その後、BCPの策定に取り組んだ。事業継続で最大の障害は金属の加温設備。浸水したら工場はストップする。同社は対策に動き出している。
2024/04/15
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方