WHOによると、新型コロナウイルスの潜伏期間は現時点で1ー12.5日(多くは5ー6日)とされており、また、これまでの情報などから、未感染者については14日間にわたり健康状態を観察することが推奨されています。

このため、感染者の同居者や職場などでの濃厚接触者に対しては、14日間の自宅待機が要請されることが多いようです。

一方で、新型コロナウイルスは、症状がなくても人にうつす可能性が指摘されています。本人は気付かなくても、知らぬ間に人にうつしてしまっているケースです。また、感染して入院した人が、PCR検査で陰性になって退院したにもかかわらず、再び陽性になった事例も報告されました。

現在のところ、新型コロナウイルスの感染が疑われる症状は、①風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。②強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある(高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合)場合とされ、このような症状のある人は「帰国者・接触者相談センター」に相談することが求められているわけですが、問題は、一時的な発熱や軽い風邪症状だけがあるような場合です。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の提言では、若者世代へのお願いとして「発熱等の風邪症状が見られる場合には、ご自身の経過観察をご自宅で継続するとともに外出を避けるように徹底してください」とし具体的な日数には言及していません。

そこで皆さんに質問です。