「デジタルリスク365」サービス概要図

ガバナンス・リスク管理・コンプライアンス・セキュリティ関連ソリューション事業を展開するGRCSは3月25日、企業が抱えるデジタルリスクを予兆・検知・解決するソリューションを手掛けるエルテスと業務提携に関する基本合意書を締結した。両社は、企業が直面する新しいリスクへの対応および管理を支援するサービス「デジタルリスク365」を共同で提供する。今年5月頃の提供開始を予定する。

「デジタルリスク365」では、準備段階として、共通理解とスコープ設定のため、経営層と現場へのリスクマネジメントワークショップを2〜3日間で実施。

その後、2〜4週間の現状調査によって新たなリスクの洗い出しを行い、自社にとっての重要リスクを選定。選定した重要リスクについて、AI、RPA、クラウド等の技術を活用し、ソーシャル・内部不正・コンプライアンスの領域についての迅速かつ高度なリスクサーベイとサイバーリスクアセスメントを実施する。

その結果、監視すべきリスクについて、収集した情報をわかりやすいダッシュボードで表示。「デジタルリスクモニタリングサービス」(Webリスク)、「内部リスク検知サービス」(内部不正・漏洩)、「コンプライアンスリスク支援サービス」(著作権、個人情報等)、「サイバーインシデントマネジメントサービス」、「サードパーティリスクマネジメントサービス」として提供する。

両社は今回の提携により、デジタルに関わるリスクの中から企業の経営における重要なリスクの見極めと、そのリスクに関する「予兆監視」「対策実施」「発生時の封じ込め・再発防止」の体制の早急な確立の支援を行うサービスをパッケージ化し、共同で提供していく。

プレスリリース

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リスク対策.com 編集部