#Stay Home

写真:ピクサベイ

施設の出入り管理やオフィスビルの巡回警備などを行う警備員は感染の脅威にさらされています。出入り管理では、不審人物や危険物を排除していきますが、コロナに感染していない人なのかどうか、ウイルスに汚染されていない物なのかどうかはわかりません。

施設内を回る巡回警備では、施錠確認のためにドアノブに触れたり、消灯のために電気系統のスイッチを押したりしますが、様々な人が触れる可能性のあるそれらがすでに汚染されていないとも限りません。

実際、警備員の感染も報告されており、今日までにも福島赤十字病院の警備員、滋賀県ヤンマー工場の警備員、千葉県の建設現場担当の警備員などの感染が確認されています。

現場に立たなければならない警備員は外出を自粛すること「#Stay Home」で感染を防ぐことができません。感染防止策としてはマスクをして、うがいと手洗いとアルコール消毒を徹底し、ビニール手袋の着用といったことをしっかりと行うしかありません。

しかし、マスクが用意できなかったり、マスクやビニール手袋の着用をNGとしているところがあったりと、コロナへの対応は警備会社や委託元の条件により異なっているという課題があります。次回は、警備員のコロナ対策や彼らの現場状況について海外の事例を話したいと思います。