花を楽しめる神アプリ

そうはいっても、花はたくさんあるので、名前を覚えるのが大変と思われるのではないでしょうか? そんな方にオススメしたい「神アプリ」があります。

写真を拡大 ハナノナ

名前を知りたい花にスマートフォンのカメラをかざすだけで、AIが花を判定してくれます。開発したのが千葉工業大学 人工知能・ソフトウェア技術研究センター(STAIR Lab.)。大学発アプリとしても話題になりました。

今のところ、iPhoneやiPadでのみ使えますが、ウェブ上でも花の名前が分かるようになっています。
https://flowers.stair.center

ユキノシタ(写真AC)

今はいろいろな花が咲いていますが、先日、見つけたのはユキノシタです。「雪の下」という名前ですが名前の由来の定説はないようで、雪の下に咲いているわけではありません。春のこの時期に見ることができます。

この花は、湿った土地の日陰に咲いています。だから、ユキノシタを見つけるとここら辺は水が出やすい場所なんだなということが分かります。花が好む場所が分かると、その土地の防災上のポイントも分かるってわけです。葉っぱはてんぷらにするとおいしいです。食べられる葉っぱを知っておくことも災害時に役立ちます。でも、見分けるのが難しい葉や花もあるので、経験値が必要です♪

そして、小さな花ほど豊かな名前を持っていることが分かるので、アプリを楽しんでみてくださいね。

こちらの花の名前はご存じですか?

ジュウニヒトエ(写真AC)

もう時期は終わってしまいましたが、ジュウニヒトエという名前です。名前から想像する豪華さとは違い、地味っぽくてシソ科っぽさ満載の15センチほどの小さな花です。いろんな花を識別できると世界が広がります。

ちなみに花以外をアプリで撮っても 似た花として認定してくれるので、笑えます。ダンボールに入ったネコは22%の確率でオキナグサと認定してもらえました(笑)。似てるかも。