2020/06/05
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』
鳥を楽しめるウェブサイト
次にこの時期、楽しんでいただきたいのが鳥たちです。津波の時や火事の際には鳥たちも騒ぐので、いつもそこにある自然の音に敏感になっていただければと思います。
鳥の声については、サントリーの愛鳥週間 日本の鳥百科のウェブサイトがおすすめです。詳しくて美しくて鳥の声まで分かって、使いやすいです。
姿や名前、鳴き声からも鳥を検索できます。
https://www.suntory.co.jp/eco/birds/encyclopedia/
鳥の鳴き声で誰でも知っている代表格はウグイスですよね。春を告げる鳥なので、春先だけ鳴いていると思われがちですが、夏まで鳴いている場合もあります♪先日も東京都葛飾区で聞いたという証言をお聞きしました!でも、姿を見たことがありますか?ウグイスがオリーブ色だと思っている人が結構いるそうです。それは、ウグイスではなく、メジロです。
メジロは花の蜜を吸っているので目立つ場所にいるのですが、ウグイスは地味な色で警戒心が強いので、なかなか目にすることができません。

もし鳴き声がして、スズメくらいの写真のような地味な色の鳥を見ることができたら、ウグイスです。枝から枝へ飛び回るので、見つけても撮影するのも難しいです。私もなかな見つけられなくて。もしも見つけることができたら、それだけで1年ぐらいラッキーデー間違いなしのレアキャラです!
それからこの時期、大きな声で鳴くため広い範囲で聞くことができるのが、ホトトギス、カッコー、ツツドリなどの托卵(たくらん)する鳥たちです。よその巣に卵を産んでひなを育ててもらうという、子育て放棄という大胆な戦略をとっている鳥たちはみんな「声がでかい」です。なぜなんでしょう?
カッコーは文字の通りに鳴きますが、ホトトギスは「東京特許許可局」「てっぺんかけたか」などとという「聞きなし」があります。
引用:ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%81%9E%E3%81%8D%E3%81%AA%E3%81%97
信長、秀吉、家康の性格の違いをホトトギスの鳴かせ方で表している句がありますが、ホトトギスが実際にどんな声で鳴いているか知らないという大人も子どもも多い印象です。
私は、「ホトトギス ホトトギスだよ」と言っていると思うのですが、皆さんはどう聞こえますか?
アウトドア防災ガイド あんどうりすの『防災・減災りす便り』の他の記事
おすすめ記事
-
-
-
ゲリラ豪雨を30分前に捕捉 万博会場で実証実験
「ゲリラ豪雨」は不確実性の高い気象現象の代表格。これを正確に捕捉しようという試みが現在、大阪・関西万博の会場で行われています。情報通信研究機構(NICT)、理化学研究所、大阪大学、防災科学技術研究所、Preferred Networks、エムティーアイの6者連携による実証実験。予測システムの仕組みと開発の経緯、実証実験の概要を聞きました。
2025/08/20
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/08/19
-
-
-
-
「自分の安全は自分で」企業に寄り添いサポート
海外赴任者・出張者のインシデントに一企業が単独で対応するのは簡単ではありません。昨今、世界中のネットワークを使って一連の対応を援助するアシスタンスサービスのニーズが急上昇しています。ヨーロッパ・アシスタンス・ジャパンの森紀俊社長に、最近のニーズ変化と今後の展開を聞きました。
2025/08/16
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方