2020/08/06
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!
日常使いと管理のしやすさから考える
以上が、防災備蓄のお水を「今使ってますか?」と聞いた意味です。きっと、米びつの説明で理由はお伝えできたかと思いますが、普段使っているものを別の場所に置いておいたら、使うたびに取りに来なければならない煩わしさが発生してしまうんですね。
まさかお水をコップに注ぐのに、わざわざいちいちそこに取りに来ているわけでないことは私にだってわかりますが、ストックが切れたときにすぐ新しいものが取り出せることで作業は楽になります。
何より、1カ所にまとめてあることは管理がしやすいのです。使った分を買い足してローリングストックしなければ、いざというとき「ない」ということになりかねませんので。
ただ、量も気になるところ。キッチンにそれだけの量を置けるのかも疑問です。夫婦2人分なら2リットルのペットボトル約20本、ギリギリいけるかな?といったところです。我が家はこれまでそうしてきました。ペットボトル20本をキッチンでローリングストックです。
これが、ご家族4人の場合は40本必要になってきます。ご相談されたおうちは明らかに多すぎる量を準備されていたので、適正量を知ることもとても大事なことだと思います。40本以上をキッチン1カ所でまとめるのは、それなりの広さが必要になるでしょう。
一つの提案としては、それぞれの部屋やクローゼットに保管してもらうことも有効だと思います。その場合、ローリングストック(消費期限が切れないよう使いながら買い足す)の管理の方法も変わってきます。誰が管理するのか、家族で取り組めることが本来は望ましいでしょう。
ちなみに我が家も長引く自粛生活の中で、ペットボトルのお水の減りにローリングストックが追い付かず、とうとう浄水器を取り入れました。これからは2年に一度のローリングストックになりそうです。
お笑い芸人赤プルと共に学ぼう!ちょっくら防災!の他の記事
おすすめ記事
-
能登半島地震からまもなく2年
能登半島地震からまもなく2年。災害対応の検証も終盤に入っています。浮上した課題を反映し、災害関連法も変わりました。来年はこれらの内容をふまえた防災・BCPの見直しが加速しそうです。発災直後から被災地を調査し、石川県の初動対応を振り返る検証委員会の委員も務めた金沢大学准教授の青木賢人氏に防災・BCP強化の方向を聞きました。
2025/12/25
-
-
-
-
中澤・木村が斬る!今週のニュース解説
毎週火曜日(平日のみ)朝9時~、リスク対策.com編集長 中澤幸介と兵庫県立大学教授 木村玲欧氏(心理学・危機管理学)が今週注目のニュースを短く、わかりやすく解説します。
2025/12/23
-
-
-
-
-









※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方