一般財団法人日本気象協会は8月3日、天気予報専門メディア『tenki.jp』のwebサイトで「道路の気象影響予測」の無料提供を開始した。高速道路の通行状況に関して、大雨や強風などの気象影響リスクを4段階で表示。最大48時間先までの予測を提供しており、物流や移動における安全なルート選びなど、企業活動への活用も期待される。

「道路の気象影響予測」で示す気象影響リスクは、道路の安全走行に支障がある気象リスクの大きさを示したもので、(1)気象影響リスクがない(表示なし)、(2)気象影響リスクがある(黄)、(3)気象影響の高いリスクがある(赤)、(4)気象影響の非常に高いリスクがある(紫)の4段階で色分けして提供。気象影響リスクの事象は大雨、大雪、強風、風雪、高波と、これらをまとめた総合の6要素で表示する。

画面では、高速道路の各路線を、都道府県ごと(北海道は道北・道東・道南・道央の4地域ごと)に、気象影響リスクの大きさを6時間ごとに確認できる。高速道路名のほか、各路線の通っている地方や都道府県からも検索が可能だ。