オランダ人講師が英語でサイバーセキュリティに関する授業を実施

デロイト トーマツは19~21日にかけて、東京大学SiSOC(セキュア情報化社会研究寄附講座)とサイバーセキュリティトレーニングを開催している。デロイト オランダから2名のサイバーセキュリティの講師を招へい。東京大学・大学院の学生を中心とした約40人に座学や演習を英語で教えている。

この取り組みは今年で2年目。SiSOCは東京大学大学院情報学環の中にあり、サイバーセキュリティ研究などを行っている。デロイト オランダはサイバーセキュリティについて先進的な取り組みを行っている。在日オランダ大使館も協力。デロイト トーマツにとっては将来の入社もありえる優秀な学生との接点確保のほか、14日にデロイト トーマツ リスクサービスからの提供を開始した企業向けのオーダーメイド型人材育成トレーニングプログラム「デロイト サイバーアカデミー」で必要なノウハウも得られるという。

3日間のトレーニングではセキュリティに関する座学以外に英語によるレポート提出、ハッキングゲームといった実践演習も実施。成績優秀者にはオランダで政府機関やデロイト オランダ、ベンチャー企業などの視察ツアーに招待する。

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(了)

リスク対策.com:斯波 祐介