2020/08/17
ニュースリリース
一般財団法人関西情報センターは8月27日、「令和2年度7月豪雨にみるコロナ時代の地区防災計画のあり方~命を守る早期避難と避難所運営の課題・対策~」をテーマにセミナーを開催する。
近年、地球温暖化によると思われる豪雨災害が多発し、今年も九州を中心に豪雨災害で多くの人命が失われ、さらにコロナ禍により、避難方法、避難所運営などにおいて、3密(密閉、密集、密接)対策による感染症防止の徹底が求められていることなどから、自然災害だけでなく、感染症対策を含めた複合災害への対応を考慮した地区防災計画の策定の普及・促進を図る。
セミナーでは、兵庫県立大学減災復興政策研究科長 教授の室崎益輝氏や同大学地域ケア開発研究所教授の増野園恵氏らが、コロナ感染予防を踏まえた地区防災のあり方や避難所運営のあり方について講演するほか、福祉の視点なども加えたパネルディスカッションも行う。リモート開催(YouTube配信等)で参加費は無料。事前登録制となっている。
<申込方法>
https://secure.kiis.or.jp/chikubousai/sg2020/200827/
■開催日時
令和2年8月27日(木)14:00~17:00
■プログラム
講演1
「令和2年7月豪雨およびコロナ感染予防対策を踏まえた地区防災のあり方」(仮題)
兵庫県立大学減災復興政策研究科長 教授 室崎 益輝氏
講演2
「コロナ禍に対応したこれからの避難所運営のあり方について」(仮題)
兵庫県立大学地域ケア開発研究所 教授 増野 園恵氏
講演3
「令和2年7月豪雨における被災地の福祉施設と特別支援学校」(仮題)
一般社団法人福祉防災コミュニティ協会 福祉防災上級コーチ
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 博士後期課程
湯井 恵美子氏
講演4
「益城町(熊本県)における感染症を考慮した避難所運営について」(仮題)
益城町まちづくり協議会 理事 西 真琳子氏
パネルディスカッション
テーマ「命を守る早期避難と避難所運営の課題・対策」
・モデレーター
兵庫県立大学大学院減災復興政策研究科 准教授
澤田 雅浩氏
ニュースリリースの他の記事
おすすめ記事
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年3月19日配信アーカイブ】
【3月19日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:副業・兼業のリスク
2024/03/19
-
リスク担当者も押さえておきたいサイバーセキュリティ対策の最新動向
本勉強会では、クラウド対応のサイバーセキュリティ対策の動向を、簡単にわかりやすく具体的なソリューションの内容を交えながら解説します。2024年3月8日開催。
2024/03/18
-
発災20分で対策本部をスタートする初動体制
総合スーパーやショッピングモールなど全国各地のイオン系列の施設を中心に設備管理、警備、清掃をはじめとしたファシリティマネジメント事業を展開するイオンディライト(東京都千代田区、濵田和成社長)。元日に発生した能登半島地震では、発災から20分後にオンラインの本社災害対策本部を立ち上げ、翌2日は現地に応援部隊を派遣し、被害状況の把握と復旧活動の支援を開始しました。
2024/03/18
-
-
能登半島地震における企業の対応レジリエンスの実現に向けて
能登半島地震で企業の防災・BCPの何が機能し、何が機能しなかったのか。突きつけられた課題は何か。復興に向けどのような視点が求められるのか。能登で起きたことを検証し、教訓を今後のレジリエンスに生かすため、リスク対策.comがこの2カ月の取材から企業の対応を整理しました。2024年3月11日開催。
2024/03/12
-
リスク対策.com編集長が斬る!【2024年3月12日配信アーカイブ】
【3月12日配信で取り上げた話題】今週の注目ニュースざっとタイトル振り返り/特集:東日本大震災 企業のハンズオン支援
2024/03/12
-
-
-
能登の復興は日本のこれからを問いかける
半島奥地、地すべり地、過疎高齢化などの条件が、能登半島地震の被害を拡大したとされています。しかし、そもそも日本の生活基盤は地域の地形と風土の上に築かれ、その基盤が過疎高齢化で揺らいでいるのは全国共通。金沢大学准教授で石川県防災会議震災対策部会委員を務める青木賢人氏に、被害に影響を与えた能登の特性と今後の復興について聞きました。
2024/03/10
-
※スパム投稿防止のためコメントは編集部の承認制となっておりますが、いただいたコメントは原則、すべて掲載いたします。
※個人情報は入力しないようご注意ください。
» パスワードをお忘れの方