校門を子どもがくぐれば、保護者に通知される(提供:阪神電気鉄道)

阪神電気鉄道は9月27日、8月8日に設立した新子会社「株式会社ミマモルメ」(本社:大阪市)に10月1日付での見守り事業を移管すると発表した。阪神電鉄では小・中・高校生向けの見守りサービス「ミマモルメ」などの見守り事業を展開。関西地区を中心に1000校超に導入されている。うち約980校は登下校をチェックする「登下校 ミマモルメ」の利用。サービスで使用されるICタグの利用者数も20万人を超えているという。

「登下校 ミマモルメ」はICタグを持った子どもが校門を通過すると、保護者にメールで知らせる仕組み。導入する学校に費用負担はないほか、無線式のICタグなので子どもが機器にタッチするといった必要はなく、ランドセルに入れたまま通過するだけでいい。利用料は関西地区で子ども1人の場合初期登録料2572円、年間一括支払いで年4320円(月あたり360円)、毎月払いで月あたり432円(いずれも税込み)。

ミマモルメでは「まちなか ミマモルメ」や「ミマモルメ GPS」も展開。「まちなか」では子どもや高齢者が持った発信機の信号を電柱などに設置した受信器が検知。メールやスマホのアプリのプッシュ送信で家族に居場所を知らせる。「GPS」では高齢者や子どもが小型GPSを所持。家族は携帯電話やスマートフォン、パソコンで位置を知ることができる。

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http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20170926-mimamorumejuusyo.pdf

(了)

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