大日本印刷で施設や演習コースを提供する(写真はイメージです)

デロイト トーマツ リスクサービスと大日本印刷は28日、サイバーセキュリティ人材育成で連携することを発表した。デロイト トーマツの人材育成プログラム「デロイト サイバーアカデミー」で東京・品川区にある大日本印刷のDNP五反田ビルの施設を利用。また演習では大日本印刷が日本国内において提供するイスラエル企業が開発したシステムも使える。

デロイト トーマツでは今回、サイバーアカデミーに「サイバーインシデントレスポンス」の基礎編と応用編を追加。演習で大日本印刷が提供する本物のサイバー攻撃を再現した「TAME Range」をDNP五反田ビルで行う。「TAME Range」を開発したのはサイバー先進国であるイスラエル国営企業IAI(イスラエル・エアロスペース・インダストリーズ)社。

デロイト トーマツは今回の連携によりサイバーアカデミーのコースを拡充。大日本印刷も自社で提供するコース以外に今回のような他社との連携コースで施設利用を増やすこととなる。30日に東京・千代田区のホテルニューオータニで開催される「Cybertech Tokyo2017」の両社のブースでサービスを紹介する。

■ニュースリリースはこちら
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/news-releases/nr20171128.html(デロイト トーマツ)
http://www.dnp.co.jp/news/10141509_2482.html(大日本印刷)

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http://www.risktaisaku.com/articles/-/3339

(了)

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