2018/01/10
ニュープロダクツ

ジェネストリームは9日、従業員安否確認ソリューション「安否確認bot for LINE WORKS」の販売を開始したと発表した。LINE WORKSを導入している企業専用の従業員安否確認ソリューションで、LINE WORKSのデータ通信網を利用しているため、災害発生時でも安定した状況把握と指示を行うことができる。ソフトバンクと同サービスにおいて、独占販売代理契約を締結した。
安否確認を行う災害は、地震、津波の2種類。LINE WORKSのbot(ボット)を利用することで、自動的に安否確認を配信し、それ以外の災害に関しては自動で警報を送信する。
災害規模に応じて従業員へ送信するメッセージの内容を自由にカスタマイズができ、適切な対策を瞬時に指示できる。安否回答者はログイン不要。botが質問してくる安否確認に番号で回答するだけなので、災害時の負担が最小限にできる。安否確認の回答結果はダッシュボードでリアルタイムに確認が可能。PCとスマホに対応する。
連絡が取れなかった従業員には自動的に再配信。個別に連絡を取ることも可能だ。予防訓練用に手動で安否確認を送信することができる。
初期費用は無料。月額利用料はLINE WORKS 1IDあたり200円(税抜き)。
■ニュースリリースはこちら
http://genestream.co.jp/2018/01/09/ampi_bot_20180109/
(了)
防災・危機管理関連の新製品ニュースリリースは以下のメールアドレスにお送りください。risk-t@shinkenpress.co.jp
リスク対策.com:横田 和子
ニュープロダクツの他の記事
おすすめ記事
-
事業継続マネジメントシステムの国際規格を学ぶ!ISO22301解説セミナー【アーカイブ配信】
2021年4月13日(火)に開催したオンラインセミナーのアーカイブ配信です。
2021/04/16
-
想定外に備えるには想定外を「想定」した訓練が必要だ
社会を支える基幹インフラは災害時でも絶つわけにいきません。高速情報通信網がまさにそうで、これが守られるか否かは人・組織の生き残りをも左右します。が、その役割を誰がどこで担っているかは、あまり知られていないのではないでしょうか。日本最大規模のデータセンターを保有するアット東京の「24時間365日ノーダウンオペレーション」の取り組みを紹介します。
2021/04/15
-
非常時に目標と道筋を示すことが危機管理担当者の役割
非常事態に中心的な役割を求められるのが危機管理担当者だが、求められる能力は何か。また、平時に はどのように備えればよいのだろうか。岩手大学で防災危機管理に係る人材育成に取り組んできた越野 修三・同大学客員教授は、危機管理担当者に求められるのは、非常時に際して「少ない情報から状況判断 して、目標は何なのか道筋を示すこと」だと語る。
2021/04/05