防災士の資格は民間資格

防災士とは、「自助」「共助」「協働」を原則として、社会のさまざまな場で防災力を高める活動が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を修得したことを日本防災士機構が認証した人です。

防災士の資格は民間資格で、防災士資格取得により特定の権利が得られる、もしくは行動が義務づけられるといったことはありません。したがって、現場にいる人に指示を出したり、積極的に人命救助に参加する機会などありません。あくまでも自発的な防災ボランティア活動に限定されます。

防災士の資格を取得するのには時間と労力とお金がかかるので、ご自身の目的と照らして必要な資格なのかご検討いただければ幸いです。

防災士講習を受講した感想

防災士教本が届いて、まず索引を見ても「ピクトグラム」という用語がありません。調べたところ、「避難場所のマーク」と「標識システム記載例」の2カ所でした。今や防災には「ピクトグラム」は不可欠と考えているので、残念です。

1日目の6、7時限目に行ったハザードマップの演習は、新型コロナウイルスによる感染症対策のためにグループワーク形式ではなく、講師の指示に従いながら行う個人ワーク形式でした。ハザードマップとは、自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものです。

この演習で学んだことを実践で生かしていきたいと思います。「お住いの市区町村とハザードマップ」というキーワードで検索してみてください。

例えば、私の住んでいる板橋区内の「地震・大規模火災」「洪水」「高潮」「土砂災害警戒区域・板橋区土砂災害」「急傾斜地危険箇所」などを知ることができます。

板橋区 防災マップ・洪水ハザードマップ
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/bousai/bousai/map/index.html

皆さんの自宅や職場、学校などのハザードマップから、どこに避難するのか調べておくと、いざという時に安心です。

防災士研修講座は、事前課題となっている履修確認レポートの穴埋め問題を教本を見て答えます。2日間の研修、研修最終日の終了後に日本防災士機構による資格取得試験の流れです。試験は、解答者に誤った答えを選ばせることを目的として作られた問題(引っ掛け問題)ではないので、ほとんど合格できるでしょう。

なお、防災士資格の認証登録申請時に救急救命講習の修了証が必要です。救命講習とは、心肺蘇生法とAEDの使用方法を主体とした講習です。3年ごとに再講習を受講する必要があります。ご自宅もしくは職場の消防署にご確認ください。